2014年01月25日

神の世界へ私たちをいざなう「国宝 大神社展」

参道近くにある九州国立博物館では、3月9日まで、
特別展「国宝大神社展」が開催中です。

DSC03540 (400x283).jpg

伊勢神宮の式年遷宮と出雲大社の平成の大遷宮が重なった昨年の春に
「神社本庁をはじめ日本全国の神社の全面的な協力を得て」実現した
東京国立博物館での展覧会の九州版。
現存最古の『古事記』写本(愛知・大須観音宝生院所蔵)など
九州国立博物館限定の展示となる秘宝も多数揃え、
東京版とは装いを新たにしての開催となっているとのことです。

国宝57作品、重要文化財65作品を誇る展示物ですが、
神道の原形とも言える古代の自然崇拝から、6世紀の仏教伝来の影響を経て
神社で祭神が祀られ始める頃の出土品が並べられた「第一章 祀りのはじまり」を幕開けに、
各地の神社で祭神のために特別に製作されてきた古神宝や社宝、
神を直接描くのではなく神の気配を風景絵画として表わした絵巻や曼荼羅などが
次々と登場します。
圧巻なのは、仏像表現の表現方法を借りて作られた神像が居並ぶ最後のコーナー
「第六章 神々の姿」でしょう。

つい先日、1月18日にRKB(TBS系列)で放送されたばかりの
「世界ふしぎ発見!/海の正倉院沖ノ島」でも取り上げられた宗像大社の
所蔵品である金銅製龍頭や方格規矩鏡。
菅原道真公の御形見と伝えられる毛抜形太刀や、道真公の非業の死直後に
起こった平安京清涼殿への落雷事件の様子が描かれた
「北の天神縁起絵巻 巻第六〜根本縁起」など、
地元福岡〜太宰府にまつわる貴重な品々も数多く展示されています。

DSC03535 (350x233).jpg

2014年の春、太宰府は九州国立博物館まで足を伸ばして、
いつも私たちの身近にある神社や
そこに祭られている神様の存在について、ゆっくりと考えてみませんか?
posted by teradaya at 17:55 | 日記